2020年度 国際教育研究所 年次大会
日時:2020年11月28日(土) 11:00~17:00
場所:公益財団法人日本英語検定協会 B館1階大会議室
定員:50名(先着順)
参加費:会員・学生(500円)、一般(1,000円)
テーマ:英語教育を通して人を育てる
総合司会:田中慎也(元文教大学学長補佐)
開会の挨拶:山岸信義(国際教育研究所理事長)11:00~11:10
第1部 講演(11:10~11:55)
『英語教育を通して人を育てる』
講師:山本新治(ELEC理事・海城中学高等学校相談役)
昼食 12:00~12:55
第2部 提言(13:00~15:50)
提言1(13:00~13:50)
『内的動機づけを重視した英語教育実践―盲学校での試み』
提言者:山岸信義(国際教育研究所理事長)
提言2(14:00~14:50)
『タスクで展開するコミュニケーション英語Ⅱの授業―日々精進する力の育成―』
提言者:山下次郎(東京都立小金井北高等学校主任教諭)
提言3(15:00~15:50)
『心理学を活かし自主性を育てる授業実践―大学での試み』
提言者:白石よしえ(近畿大学全学共通機構 准教授)
第3部 シンポジウム(16:00~17:00)
『心豊かな人間的成長を促す英語教育実現を目指して』
総合司会:田中慎也(元文教大学学長補佐)
パネリスト:山本新治(ELEC理事・海城中学高等学校相談役)
山岸信義(国際教育研究所理事長)
山下次郎(東京都立小金井北高等学校主任教諭)
白石よしえ(近畿大学全学共通機構 准教授)
閉会の挨拶:川﨑清(国際教育研究所副理事長)
国際教育研究所年次大会開催の趣旨
教育基本法の教育の目的には、「教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身共に健康な国民の育成を期しておこなわなければならない。」と書かれている。
英語教育では、文化の違う外国語学習を通して、世界の広さを知り、多様な価値観を受け入れる心を育み、円満な人格教育も大きな課題となっている。
生徒や学生の多様化に伴い、教授法の知識や指導技術だけでは、授業が成立しない現象が至る所で起きている。従来の教える事が目的の授業から、学習者にとって学びを生むことが目的の授業に切り替え、人間的成長を創造していくことが求められている。
そこで、今回の国際教育研究所の年次大会では、英語を技能教科としてとらえるだけでなく、知識・技能を活かして幅広い人達に受け入れられる円満な人格教育を視野に入れた英語教育を実際の授業の中で、どのように探り、実践を積み重ねていくかについて参加者の方々と共に考え、学びを深める事を目指して、年次大会を企画した。多くの方々の積極的参加を期待している。